ハムスターお家作り。【回し車】
今回もハムスターについての更新!
ハムスターを飼う為の準備シリーズのラスト!
ハムスターを飼う為に最低限必要な7つの物。
【ハムスターのお家(環境)作り】
1:床材
2:ケージ
3:巣箱
4:トイレ
5:お風呂
6:給水ボトル
7:回し車
【1:床材】【2:ケージ】【3:巣箱】【4:トイレ】【5:お風呂】【6:給水ボトル】は既にお伝えしました。
今回は【7:回し車】について進めていきます。
ハムスターの運動量
さてさて、一番最後の回し車。
僕はハムスターを飼う前から、ハムスターが回し車をパタパタ走っているイメージは持っていました。
でも、何の為に必要なのか、何の為に走っているのか。
それを実際に飼ってみるまで全然知らなかった。
初めのうちは「遊んでいるのかなー」と思ってるだけで、回し車を「ただの遊具」だと思っていました。
ところがどっこい。
回し車を選ぶ為に色々と調べてた時に、設置する意味などを知り「なるほどー」の結果でした。
それを先ずは伝えていこうと思います。
ハムスターの行動範囲を調べたところ「明確ではないが、とにかく広い」という情報が今のところ一番多かったです。
中には「○キロ〜○キロ」と、数字が明確に出されている情報もありましたが、大事なのは数字ではなく、どれだけ移動しているのかというとこ。
間違いなさそうなのは、行動範囲の単位が「メートル」ではなく「キロ」単位で移動していること。
となると、やっぱり人間の飼育環境では運動量が激減してしまうというわけ。
これはハムスターに限らず、犬などでも同じでしょうけど。
餌を得るため、この小ささで何キロも動き回るとは凄まじい運動量ですね。
で!だ。
そんな小さな生き物が動き回ることを抑え込むと、当然ストレスがかかる。
そして何より!
太る。
特にジャンガリアンの中で「プディング」を飼うなら要注意。
プディングは他のジャンガリアンに比べ、太りやすい体質なんだそうです。
つまり、僕と同じというわけ。
実際に僕の飼っている「ぷー」が、ペットショップに並べられていた中「太りやすい」と注意書きされていたことは最初の記事で書きました。
なので、太らさない為にも「回し車」は必須アイテムなのです。
回し車の必要性
「太ってる方が可愛いから」と言って、わざとペットを太らせる人いますよね。
まぁ僕がそうなんですけど。
これ、ペットの寿命が短くなるのでやめましょう。
僕は辞めました。
柴犬を飼っていた時も、太っているのが可愛いと思ってました。
室内飼いだったこともあり、オヤツをついついあげちゃう。
あまりに太り過ぎは良くないけど、少しぐらいならいいかなーなんて。
でも、ハムスターはただでさえ寿命が短いので、やっぱり健康には要注意したいところ。
それに太ってなくても可愛いしね。
なので、とにかく動き回らせて少しでもエネルギーを消費してもらいたい。
その為に、ハムスターをケージから出して部屋の中を散歩させたいとも思ったりもします。
でも、さすがに僕の部屋はタンスの裏など「隙間」が多いし、PCなどの配線類をかじられても困る。
体の小さいドワーフ系のハムスターなら尚更。
色々と体に悪いものを口にされても困るし、ハムスターを部屋に放すのはリスクが多過ぎます。
恐らく同じような環境下の人は多いはず。
なので、なるべくケージや水槽内で運動してもらうのが一番なわけです。
ハムスターが回し車に乗る理由
にしても「ハムスターとてバカではないだろう」と思ってる僕なのですが。
動物であれば生命維持を優先して行動するはず。
その辺が気になって調べてみたのですが、面白い情報がちらほら。
一番多かったのは「ケージ内での運動量が少ないので、代わりに回し車に乗り運動している」という理由。
まぁ普通に考えたらその通りですよね。
野生で生きている動物達の行動範囲は、人間に飼育されている環境とは違い広大(自由)なのです。
人間が運動でストレスを発散できるように、ハムスターも運動でストレスを緩和している。
本来餌を探す為に走り回るはずなのに、走り回らなくても餌が与えられる環境。
その「やるべきこと」の転位行動(代替え)として回し車に乗り、走っているという話。
詳しくは「ANIBUDDY.com『ハムスターに回し車が必要な理由は?』」の記事を見てもらえればわかると思います。
他の記事では、元ペットショップ店員さんが回し車に乗る理由を記事にしていました。
記事の内容によると、自然界では弱い立場にあるハムスターが天敵に捕まらないようにする為、なるべく「動き回りながら餌を探す本能」が働いて、回し車に乗るとされていました。
「ハムスターの飼い方.com『ハムスターに滑車が必要な理由とは?なぜ同じところを回るの?』」
ふむふむ。
なるほどなるほど。
で、面白いのがもう1つ。
オランダの研究によると、ハムスターが回し車に乗るのは「趣味(楽しみ)」の為に走っているのだと3年間の研究結果として発表されたそうです。
「ZAPZAP!『マウスが回し車に入る理由、実は趣味の可能性』」
色んな説がある中、とにかくわかったのは「回し車は必要な物」だということ。
運動の為にしろ、ストレス発散の為にしろ、用意しておくに越したことはない、と。
それに、回し車ってハムスターを飼っているからこそ使える特権みたいなもんですからね。
ハムスターを飼うなら買って損無しです。
使用している回し車
ほいでまぁどんな回し車がええんじゃ?
というお話になりますが、とにかくプラスチック製で穴が空いてない物を選べば無難。
特に金網製のものは、ハムスターが網に手足を引っ掛け骨折するなどの事故が発生しているそうです。
僕は使ったことが無いですが、そういった事例がある以上オススメはできません。
そもそも、金網製の回し車はアレチネズミ亜科用の物らしいので、ハムスターに使用するのは違うみたいですね。
なので、ハムスター用の回し車は穴や隙間の少ない安全性の高いプラスチック製で決まり。
木製の物も可愛くて良いですけどね。
で、次にサイズですね。
僕はドワーフ(ジャンガリアン)を飼っているので少し小さいサイズの物を使っています。
2つ購入しましたが、2つとも同じサイズ。
メインで使用しているのがコレ↓
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少し小さ過ぎるかなーとも思ったので1サイズくらい大きくても良いかもしれない。
今のところ問題無く走れてはいるので、もう少し様子見ですね。
ただミスったのが、この回し車はケージ用だった。
水槽に設置するには土台が無いと設置できません。
で、もう1つ飼ったのが同じメーカー、同じサイズのコレ↓
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よし!これで設置できる!
と購入したのは良いんですが、またもや痛恨のミス。
土台がデカ過ぎて水槽内が狭くなってしまった、、、。
いや、仕方ないんやけどね。
水槽のサイズを大きくしたらええんかもしれんけどね。
でも、せっかく買ったのでサブとして使用するとして、メインとしては使えない。
なので、最初に購入した物を工作が得意な友人に頼んで、上手いこと天井のヘリからぶら下げられるように加工。
今は何事も無く使用出来ています。
ただ、問題が1つあるとするなら「音」がとにかくうるさい。
SANKOのサイレントホイールは評価も良くて、実際に回転音自体は凄く静かです。
静かなーんーでーすーがー。
ちゃんと回し車を固定してやらないと、回し車がぐわんぐわん動いて水槽に当たってしまいます。
その音がとにかくうるさいので、水槽で飼育する場合は回し車の固定をしっかりしないといけない。
ケージとは違い、網に固定できませんから少し面倒。
回し車が倒れたりしてハムスターが怪我してしまう心配もあるので、そういった無駄な心配事を減らす為にも固定はしといた方が良さそう。
ケージだと初めから回し車がセットの物もあるので、後から購入する必要は無いかもしれませんが。
何かの参考になれば幸いです。
ではでは。