みにくい人生にデザインを

DesLIFE@KazBou

始めたこと。その3

   

 

ハムスター買いまして。

えー、仕事を辞める為に始めたこと。
その1が部屋の事務所化。
その2が一眼レフの購入。
その3がこれ、ハムスター。

え、何でなん、、、。

と、疑問に思われるかもしれない。
だが!

かわいいじゃないか。

それだけで、ハムスターを飼いました。
いや、元々動物が好きなので「何かペット飼いたいなー」と思ったんですが、やっぱり時間とお金が色々とね、仕事辞めると心配になるわけですよ。

ただ、制作をメインにする以上、間違いなく自宅での作業が増える。
なので、そのお供が欲しかった。

嘘ついた。

寂しかっただけです。
すんません。

で!

その寂しさを紛らわすのに、なぜハムスターが良かったのか。
今回はそれをテーマに進めていきます。

王道ペット枠

まず「ペット」の王道といえば「わんこ」か「にゃんこ」なわけですよ。

ペットショップを色々と回りましたが、やっぱり犬猫商品が多いのなんの。

圧倒的犬猫!

的な感じです。
実際に僕も以前同棲していた恋人と柴犬を飼っていましたし。

柴犬、マジでかわいい。
飼っていた犬さんを可愛がり過ぎて恋人にキレられる始末ですよ。

んで、わんこ一匹飼うとなると散歩は必須なわけで。
室内で飼っていたので定期的にドッグランなんかにも連れてかなきゃ可哀想だし。
それに病院やら爪切りやらお風呂などなど、とにかく世話がかかるしお金もかかる。
数日間、家を空けるのも難しくなります。
かわいいけど

ただ、わんこ最大の魅力は表情豊かなことですね。
それらの世話やお金を注いでも苦にならないレベルで帰宅した時やドッグランに連れて行く時に喜んでくれる。

あの姿は本当に癒しです。
でも、構わないと寂しそうな顔をしながら寄ってくるので自宅での作業が全然進まない。
無視すれば良いのでしょうけど、僕には無理でした。
(やっぱりかわいい)

その点にゃんこは散歩行かなくても良い。
にゃんこを飼っている友人が数人いますけど、特に世話が大変そうだなーとはあまり感じませんでした。
とはいえ、やっぱり病院やご飯のなどの費用がそれなりにかかるのも事実。
かわいいけど

しかしながら、懐いた猫さんの愛らしい仕草や表情といったら、これまた犬さんに無いものがあるわけですよ。
無表情で近寄って来たと思えばスリスリと顔を寄せ甘えてくる感じ。
どんなツンデレなんだよお前はー」なんて思わせてくれる猫さんも、やっぱり癒しである。

ただ、散歩に行かなくて良い分、排泄物の世話が少し面倒。
柴犬なんかは散歩の時にしかウンチしないので、あまり匂いが気にならなかったんですが、猫さんは基本室内でしますからね。
寝ている間にされてると少し辛いかな。
そして犬さんと同じく、やっぱり長期間お家を空けるのが難しい。
ペットホテルや知り合いにでも頼めば良いんでしょうけど、なんか心配になるし可哀想。
(やっぱりかわいい)

とまぁ、それだけ可愛くて人気のあるペット。
初期費用も十数万円〜からと中々に高額。
そんな感じで、僕には犬猫は向いていないと思い、敢え無く断念。

そんな時に頭を過ぎったのが「小動物枠」だったのです。

 

 

 

ハムスターを選ぶ理由

小動物と一言でいっても、種類は色々といます。

うさぎ、モルモット、デグー、チンチラ、フェレット、ハリネズミ、亀、熱帯魚、金魚。
などなど。

で、その中にハムスターも勿論カテゴライズされているわけで。
これだけ豊富にいる小動物の中で、なぜハムスターにしたのか。
主な理由は2つ。

安い!楽!以上!

です。
「安い!」「楽!」って言ったら、何かハムスターに対して凄く愛情が無い感じに聞こえますが、僕なりに考えがあったのです。

小動物とはいえ、生き物は生き物なわけですよ。
柴犬を飼っていて思ったんですが、金銭的、時間的にペットを満足させてあげることが困難なら飼わない方が良いと痛感したわけです。
どうせ飼うのなら、健康的なご飯と十分な運動。
そしてメンタルケアもしてあげたいところ。

コストの高いペットに普通の暮らしをさせる分で、コストの低いペットは凄く良い暮らしを提供出来るわけです。

ってなると、やっぱりハムスターって凄くコストが低いんです。
ハムスター自体も¥800〜¥2,000くらいだし、里親を探せばタダです。
飼育環境も¥10,000ほどあれば餌やオヤツも含めて楽勝で揃いますし。
何なら¥10,000もかからないんじゃないかと。

それでいて、小動物の中では比較的人気のあるハムスター。
わからないことがあればネットでたくさん情報が出て来ますからね。

そしてやっぱり、かわいい、、、

小さい手足を器用に動かして毛繕いしている姿や、ご飯を手で掴んで食べる姿は本当に癒し。
手の上に乗せた時のモフモフ感も気持ちいい。
本当に、最高です。

 

 

 

自分に合うハムスター

で、実際にハムスターを飼う為に僕が調べたこと。

それはハムスターの種類。

犬でも猫でも人間でも色んな種類が地球上に存在するように、ハムスターにも勿論種類があります。

で、白色人種と黒色人種と黄色人種の特性が違うように、ハムスターも種類で特徴や性格、生態系が違う。
僕が調べた結果では、ハムスターの種類は24種類。
その中でも一番人気なのは「ゴールデンハムスター」ですね。
人気アニメ「とっとこハム太郎」で火がついたのでしょうか。
あとは「キンクマハムスター」ですかね。

特にゴールデンは温和な性格で、初心者にも飼いやすい種類だそうで。
なのでゴールデンかキンクマで迷っていました。

が。

そこに現れたのは「ジャンガリアンハムスター」である!
ジャンガリアンは別名「ドワーフハムスター」とも呼ばれていて、文字通りドワーフ(小さい)なハムスター。
ゴールデンやキンクマなどと比べると、結構小さいです。

ロボロフスキーハムスター」もドワーフと呼ばれているのですが、ジャンガリアンとロボロフスキーの特性は全然違うみたいです。
ジャンガリアンは人懐っこく、手に乗せて遊んだりも出来ます。

因みにゴールデンとキンクマ、ジャンガリアンは多頭飼いNGみたいです。
その点、ロボロフスキーは多頭飼いOK。
ただ、ロボロフスキーは懐かせて一緒に遊ぶというよりは、観賞用に近い感じ。

この時点で、僕はジャンガリアンに1ポイント。
やっぱり手に乗せて遊びたいのである。

で、最後の最後まで悩んだのがゴールデンかジャンガリアン。
ですが、ジャンガリアンの持つ1つの特性を見て、僕は一瞬で決めました。

その特性が「トイレが出来る」である。
(↑記事の最後に追記あり)

柴犬を室内で飼っていた時も、柴犬の「几帳面さ」に助けられたことは多々ありました。
やはり汚れた環境で生活はしたくありません。
なので、この「トイレが出来る」という特性は大きなアドバンテージ。

あとの要因としては、同じ大きさの飼育環境を揃えたとして「体が小さいジャンガリアンの方がケージを広く使えるだろう」という考えで体の小さなジャンガリアンに決定。

こうして何店舗かペットショップを回ることにしてみました。

 

 

 

ジャンガリアンの種類

数店舗回って思ったこと。

それは思いの外、小動物って取り扱ってないんだなー。
ってこと。

小動物を取り扱ってても、種類が少ない。
そもそもが生き物を売り物として販売すること自体が難しいことだとは思いますが。
何か、展示用ケージに入れられてグダーっとしている姿やこっちに飛びつこうとして来る動物を見ると「何だかなー」とか思ったり。

そんなこともあって、最初は里親募集でハムスターを引き取ろうか悩んでたんですが、初めてのことだし最初はちゃんとしたペットショップで色んな説明を聞きながら決めようかと。

で、最終的に購入したショップは「ひごペットフレンドリー」さん。
事前にネットで調べた結果、ジャンガリアンを何種類か置いてる見たいだったので見に行きました。

そこではハムスターの他にもフェレットやハリネズミ、フクロウなど色々な小動物が。
か、かわいい、、、。
何時間でも見ていられる。

しばらくボォッケェ〜と色んな動物達を眺め、ふと何しに来たのかを思い出しハムスターコーナーへ。
すると色んなハムスターがいるいる。
やっぱゴールデンの取り扱いが一番多かったですね。

しかし、僕の目的はジャンガリアン。
誰が何と言おうとジャンガリアン。

で、ジャンガリアンの性別をどっちにしようかなーってとこなんですが、基本的にはメスの方が活発らしい。
以前にメスの柴犬を飼っていたこともあって、やっぱ活発に動いている姿を見たいなーと思っとったわけです。

そうなると選択肢は2択に。
1匹は¥800で、特にこれと言った特徴は無く、スタンダードに「ジャンガリアンハムスター」って感じ。
活発にモソモソ動いている姿が可愛い。
誕生日が3月1日生まれ。
生後一ヶ月ぐらいですね。

で、もう一匹は¥1,800。
え?何でこんな値段違うの?って思い、特徴のところに目をやると、誕生日はもう一匹と同じぐらい。
ただ、一つの特徴に「太りやすい体質です」とのこと。
いやいや、健康管理が大変なやつやん。
コスパ悪すぎやろってケージの中を覗くと、グータラと寝ている。

あぁ、、、なるほど
と思ってしまった。

いや、生態的に夜行性だし違うとわかっていてもね。
もう一匹がテキパキ動いていただけにね。

にしても、やっぱり体調管理に手がかかりそう。
オマケに活発さでも負けている。

でも、この価格設定の謎を一応店員さんに確認しとこうと思い尋ねて見ました。
店員さんの答えは「毛色が普通のジャンガリアンと違って黄色いんですよ」って。

個人的な意見としては「あ、そんだけ!?」って感じ。

個人的な意見は置いといて、毛色で結構人気が変わるそうで。
特に人気なのはブルーサファイアやスノーホワイトだそうで。
なるほどなるほど。
確かにスノーホワイトは綺麗だし、色によって価格が変わるのは頷ける。

で、活発なノーマルハムかグータラ太っちょ黄色ハムか。
色々と悩んだ結果「俺と同じ性格」というワケのわからん理由でグータラ太っちょハムに。
一応、初めてなので動物保険にも加入して必要なものを揃えて大体¥7,000くらい。

ケージはネットで購入していたので、合わせると大体¥10,000くらいでしょうか。

寝ていたところ鷲掴みにされビックリするグータラハムを尻目にテキパキ働く店員さん。
床材を軽く詰めた小さな箱にブチ込まれ、困惑するハム。
一応店員さんに聞いておこうと思っていたことがあったので聞いてみました、、、。

この仕事、育てた動物が売れていなくなるの寂しくなったりしないんですか?

恐らくペットショップで働いている人は「動物が好きだから」という理由でペットショップ店員を選択したと思うのです。
ならば、その大好きな動物が売れる度にお別れするのは辛くないものなのかと、素朴な疑問が生まれていたのだった。

以下、店員さんの答え。
「寂しいですねー」
「でも仕方ないです」
「ここ(お店)で生きるよりは、愛情たっぷり注いでくれる飼い主さんの元へ行った方が良いですから」

、、、。

あぁ、そうですかぁ、、、」と返したものの、何か変なプレッシャーを与えられた気がしてなりませんでした。

そりゃそうだろう。
あご髭を生やしたロン毛のおっさんがオレンジの服を着て「ハムスター飼いたい」と言って来たんだから。
俺なら「こいつちゃんと育てられんのか?」と疑うよ。

こうして無事(?)、箱の中でパニクってる黄色ハムを連れて帰ることに。
帰宅してから始めたことは、また後日。

 

 

 

P.S.—–

保険契約の書類を記入する時。
ペットの名前を記入する欄がありまして、ペットの名前どうしようかなーと迷ってしまいました。

でも、ペットの名前は後からでも変更出来るよう。
なので、昔「ハムスター飼ったらこんな名前にしよう!」と考えていたのを思い出し、その名前をとりあえず記入しました。
その名も「ぷー」です。
あの時、あの店員さんは、きっとこう思ったに違いない。

こいつ、もしかして働いてねぇんじゃないか?

▼情報ソース
Pet Pedia
Pet Heim

何かの参考になれば幸いです。
ではでは。

 

(2017年6月:追記)

どうやらジャンガリアン以外のハムスターでもトイレは決まった場所でするという情報を得ました。
ごめんなさい。

なので「トイレを覚えるから」という理由でジャンガリアンを飼うのはおかしい話になります。
ちなみに、ウチの「ぷー」はトイレ以外の場所でもオシッコをします。

もし「トイレを覚えるから」という理由でジャンガリアンを飼おうとお考えの方は、他のハムスターでもトイレは覚えるので別の理由で選んであげてくださいね。

ハムスター 暇つぶし

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