iPhoneX、開封の儀。
iPhone。
今や当たり前に使われている、スマートフォンの走りとなったデバイス。
初登場から10周年を迎え、2017年9月。
iPhoneXが発売されましたね。
これまでのナンバリングから一新。
恐らく、何年も前からAppleが追い求めてきた形。
それがついに実現した。
というとこでしょうか。
物理ボタンを排除し、ベゼルを極限まで減らした全面ディスプレイ。
iPhone5sに機種変更した時から、僕自身も追い求めていた形。
そして満を辞して発売された、僕の理想のスマートフォンは、SHARP製のAQUOS CRYSTALだった。
その後もGalaxyなど、全面ディスプレイに近いモデルは発売されたが、Appleのラインナップに理想の全面ディスプレイが並ぶことはなく、2017年を迎えた。
そして、iPhone8の発表と同時に出されたのが、今回ご紹介するiPhoneX。
僕が初めてその発表を知った時、胸が大きく高鳴ったことを、今でも覚えている。
ナンバリングモデルとは別に発表されたiPhoneX。
なぜ、順当に7sや8s、9をすっ飛ばして、Xなのだ、と。
Appleの「X」と聞いて、MacのOS Xを思い浮かべたのは、きっと僕だけではないはずだ。
完成されたOS、それがOS X。
そして今回リリースされたiPhoneX。
これはきっと、iPhoneの完成形なのではないかと。
初代iPhone発表から10周年を迎えた2017年。
待ちに待った全面ディスプレイ型スマートフォン、iPhoneXがついに発売。
カラーバリエーションも、グレーとシルバーの2色。
そう、いらないのだ。
Appleの製品に、余計なカラーバリエーションなど。
そこには凛とした「高級志向」がしっかりと詰め込まれている。
年が明ける直前。
2017年12月31日に手に入れることができたので、今回はiPhoneXをテーマに、話を進めたい。
開封の儀。その前に
なんだかいつもと文体が違うではないか。
そう思う輩もいるだろう。
だがわかってほしい。
この文面を書いている僕自身が、それを一番感じていることを。
それでもこの文体で進めるのは、iPhoneX開封の義が、僕にとってそれだけ神聖なものだからだ。
iPhoneXについて、事細かく伝える必要性は無いと感じている。
何故なら、一流が揃ったApple社自身の練りに練られた広告物に、メディアに、僕自身の拙い文面が太刀打ち出来ると思っていないからだ。
詳しく知りたい方は、是非とも研ぎ澄まされたApple公式サイトをご覧になっていただきたい。
そこにiPhoneXの全てが、洗練されたWebデザインと、映像と、音を用い、前面に打ち出されている。
僕に出来ること、いや、僕だからこそ与えられた特権は、いちユーザーとしてiPhoneXを開封すること。
そして、使い心地を嘘偽りなくレビューすること。
こんな贅沢なことは無いだろう。
それでは、文体のおかしさに半笑いが消えないまま、開封の儀を進めていく。
いざ、開封
さぁ、これがパッケージだ。
相変わらず、美しい。
一応述べておくが、左では無い。
右側の箱が、iPhoneXだ。
今回、iPhone6sから機種変更するに当たって、前面の保護フィルムだけは購入しておいた。
理由は単純だ。
iPhone6sのディスプレイを、割ってしまったからだ。
3D touchが初搭載されたiPhone6s。
この3D touchを有効活用する上で、保護フィルムが極めて邪魔だった。
調子こいてフィルムを剥がした途端に、バッキバキだ。
なので今回は同じ目に遭わないよう、保護フィルムは用意しておいた。
さぁ、パッケージは堪能した。
いざ、開封。
開封しても尚、美しい。
Designed by Apple in California
フォントのチョイスも、サイズ感も、ホワイトスペースも、何もかもが、素晴らしい。
んふっ。
(いかんいかん)
(少し、素が出てしまった)
さぁ、取説類が収納されていた「Designed by Apple in California」の下に現れたのは、そう、iPhoneXだ。
美し過ぎやしないだろうか。
そこには、前面に唯一残されていたホームボタンさえ排除された、すっきりと、且つ、どっしりとしたボディが鎮座している。
舐め回したくなるようなフォルムだ。
レロレロレロレロレ(以下略
最後に、本体を取り出せば付属品の数々が現れる。
いつものアダプタにLightningケーブル、そしてイヤホン。
ここで、ふと気付く。
あれ、なんか、イヤホン入れ、しょぼくなってね?
確か以前はプラケースに入ってたような、、、。
まぁイヤホンぐらい良いではないか。
存分にiPhoneXを堪能しようと思う。
iPhone6sでは、背面にゴチャゴチャと書かれていた文字が、iPhoneXではスッキリ綺麗に消滅している。
そこにあるのはAppleロゴと、iPhone。
それだけ。
背面まで行き届いた、無駄の無い最高のデザインだ。
使ってみたところ
さてさて、無事に開封の儀を終え、データを移行し、実際の使用感を簡単にレビュー出来たら良いなと思います。
(文体戻すぜ)
僕が戸惑った点は2点。
1つ目は、バックグラウンドで起動中のアプリの終了方法。
これまでのiOSであれば、起動中のアプリが表示されている画面で、終了したいアプリ画面を上方向にスワイプすればアプリ終了出来たんですが、iPhoneXではそれが出来ません。
これが起動中アプリの表示画面。
じゃあどうやって終了させるんだ?って話ですが、アプリを削除する時に行うタップ長押し。
これをしないと終了出来ません。
長押しすると、起動中アプリの左上に赤色の「ーアイコン」が表示され、そこをタップすると終了出来ます。
(下画像参照)
これが結構面倒くさい。
長押しって結構テンポ悪くて、リズムが乱される感じ。
コレがホームボタンを取っ払った弊害であれば、まぁ仕方のないことかなぁと。
んで、もう一つがアプリの購入方法。
コレは使いづらいとかではなく、初見でどうやればいいか凄く迷った部分。
今まではホームボタンの指紋認証で支払い完了出来たんですが、iPhoneXはサイドボタンを「ダブルクリック」すると支払い完了するシステムです。
こっれっがまた初見でわっかりずらいのよ!
コレがアプリ購入時に表示される画面。
「ダブルクリックでインストール」と表示されるんですが、僕はこの「ダブルクリックでインストール」と表示されている文字をダブルタップしまくってた。
いや、ダブルタップを連続でし過ぎてハンドレッドタップぐらいになってたと思う。
結果的にネットで調べて、サイドボタン(スリープボタン)をダブルクリックすることを知ったわけなのですが、「タップ」と「クリック」をちゃんと理解してないと迷いますなこりゃ。
あと細かいことを言えば、バッテリーの%表示が常時表示されなくなったこと。
残り何%かを知りたい時は、右上からコントロールセンターを引っ張り出す。
あとはウィジェットを利用する方法もあるそうですが、実際試したところ、バッテリーのウィジェットが見当たらなかった為、断念。
とにかく、コレを機にバッテリー%を気にしない習慣をつけようと思いました。
Face IDについて
最後に、iPhoneX最大の見所。
Face IDについて。
これまで、指紋認証がスタンダードだったのですが、ホームボタンが廃止されたiPhoneXでは、自分の顔でロックを解除するという何とも最先端を行く認証システムが採用されてます。
個人的には結構このFace IDの精度が心配で、指紋認証も長いこと使ってると中々認証してくれなくなったりしたので、今回のFace IDはどうなのかと。
ただ指紋認証と違い、物理ボタンで認証しているわけではないので、指紋認証と違いヘタる心配は無いかなぁと勝手に思ってます。
で、実際にFace IDを使用してみたところ、結構精度は高め。
ヒゲを生やした状態でも問題無いし、暗所でも赤外線センサーが組み込まれているので案外すんなり認証してくれる。
で、気のせいかもしれないけど、寝起きの顔はあまり認証してくれないイメージがありました。
兎にも角にも、iPhoneX。
僕は手に入れることが出来て大満足です。
恐らく今後は、この形がiPhoneのスタンダードになるんじゃなかろうかと思っています。
何かの参考になれば幸いです。
ではでは。